16位〜20位
16位 民間自動車教習所
レベル3までは需要はあるが、レベル4になって免許を取る人が激減すると経営が成り立たなくなる。
警察が運営する公的な教習所もあり、民間企業は撤退を余儀なくされる。
17位 免許センターの職員
免許不要になるレベル4の自動運転車が普及すれば当然、免許の取得・更新をする人も激減。
各地の免許センターは統廃合が進み、配置転換などにより職員数が削減される。
18位 自動車関連メーカー
国内メーカーには人間が運転する前提の高級車志向の企業が多いが、携帯電話のようにガラパゴス化の恐れも。
大企業が一つでも倒れれば下請けなど業界全体に甚大な被害が出る。
19位 白バイ警官
人間が運転する自動車にも自動停止機能などが搭載されていき、白バイなどで追跡する必要性が急減。
空中ドローンなども導入され、交通警察はドライバーからシステム監視者に変わる。
20位 個人タクシーの運転手
自分の身とマイカーで勝負する個人タクシーは「やっぱり人間の運転手さんが安心」という客層の心をとらえ、小さなぜいたくとして生き残る。
ただしサービスレベルの向上などは必須。
「週刊現代」2017年2月4日号より