1位〜5位
1位 空港内などの巡回バス運転手
商業施設やテーマパークなど私有地内の一定のルートを回るのは自動運転の得意分野。
一般車両と混じることも少なく安全面のハードルが低いため、かなり早い段階で自動運転に。
2位 法人タクシーの運転手
都市部では人件費圧縮、過疎地では運転手の確保のために自動運転化が加速。
ドライバーは営業所内での車両のメンテナンス業務などに配置転換された後、次第に人員削減されていく。
3位 鉱山・林業・建設現場の運搬車作業員
すでに建設機械など重機では遠隔操作で作業できるロボット化が進んでいる。
鉱山内での鉱石運搬や、大規模な建設現場での資材・廃材の敷地内での運搬などが自動化されていく。
4位 米・穀物・トウモロコシ農家
広い田畑の区画内をまんべんなく走行し、田植えや作付け、収穫を自動で行う。
農業に企業が参入し、大規模な土地で自動運転の作業者を使って作物を育てる割合が増加していく。
5位 ローカル線の鉄道運転士
すでに東京臨海部の新交通システムゆりかもめは自動運転に。
自動運転車の普及で技術開発が進み、システムが安価になれば、配線の瀬戸際にあるようなローカル線では自動化が進む。
「週刊現代」2017年2月4日号より